設計監理の流れFLOW

1. ご相談

   土地をお持ちの場合は、その敷地にどんな建築物を建てることができるか、建築予算などをご相談させていただきます。土地をお持ちでない場合は、土地探しのお手伝いや、ご購入を検討中の敷地に関する法的規制やメリット・デメリットについてのご説明をいたします。

   費用

   無料（※ただし、遠隔地の場合はお打合せや諸官庁等訪問に関わる交通費を頂戴します。）

2. 基本計画

   約1ヵ月

   ヒアリング

   新しい住まいに対するご要望をお聞きして、敷地調査（周辺環境の状況や法的な規制、水道やガス・電気の状況など）を行います。

   基本計画の立案

   お聞きした内容をもとに、間取り図と模型（縮尺1/100）を使って、基本的なプランをご提案。設計契約を結ぶにあたっての方向性を確認します。
   ※プランが気に入らなければこの段階でお断りいただいても問題ありません。

   費用

   プレゼンテーションの後に設計契約へ進む場合には費用は発生しませんが、ご契約に至らなかった場合は、プレゼンテーション作成費を頂きます。プレゼンテーション作成費はプロジェクト内容によって変動いたしますので、事前にお見積りを致します。

   期間

   約1ヵ月

3. 基本設計+実施設計

   約6ヵ月

   設計契約

   建築士法に基づく設計契約を行います。

   費用

   契約時に、設計監理料の15%を頂戴します。契約用印紙代のほか、敷地条件などによっては測量・ボーリング調査費が必要な場合も（別途、費用を頂戴いたします）あります。

   基本設計

   2週間に1回程度の打ち合わせを行い、ご要望をお聞きしながら基本計画をよりよく変更して、デザインや仕上げ、設備などを決定します。それらを取りまとめて、主な仕上げや平面図、立面図、断面図、構造形式、設備形式を記した基本設計図と模型を提出。この図面をもとに概算見積もりを算出し、目標コストとの調整を行って、方向性を確認します。

   費用

   基本設計が完了後、設計監理料の15%を頂戴します。

   期間

   約3ヵ月

   実施設計

   基本設計図をもとに、詳細な実施設計図を作成。打ち合わせを行いながら、細部のデザインや仕上げなどを決定します。

   期間

   約2ヵ月

   見積り

   ご相談の上、複数の施工業者に見積りを依頼。または、一社に絞って見積りを依頼します。

   期間

   約1ヵ月（予算に大きな変更がなさそうであれば確認申請と同時に行います）

   見積り書提出

   見積り書を精査し、見積り結果をご報告します。仕様変更などを行い、金額を調整して、ご相談の上、工事業者を選定します。

   費用

   実施設計が完了後、工事金額を了解していただいた時点で設計監理料の30%を頂戴します。

   確認申請

   建築基準法に則して建物の確認申請を諸官庁に対して提出します。

   費用

   建築確認申請印紙代を頂戴します。
   ・長期優良住宅やフラット35などの申請が必要な場合は別途、費用がかかります。
   ・開発許可・宅造許可などが必要な場合も別途、費用がかかります。
   ・建築確認済証交付時に、設計監理料の10%を頂戴いたします。

   期間

   約1ヵ月

4. 工事期間

   6～12ヵ月

   工事契約着工

   工事の契約完了後、準備期間を経て、地鎮祭を行い、着工となります。工事期間中は、担当者による現場監理（週1回程度）、月1回程度の施主打ち合わせをいたします。

   費用

   工事契約用印紙、中間検査印紙代を頂戴します。地鎮祭や上棟式など式典にかかる費用は別途、お支払いいただきます。上棟時に、設計監理料の15%を頂戴します。
   木造2階建約6ヵ月、鉄骨造3階建約8ヵ月、鉄筋コンクリート造3階建約１２ヵ月

   竣工

   完了検査立ち会い、取扱説明、引き渡しを行います。

   費用

   完了検査印紙代（別途）を頂戴します。竣工引き渡し時に、設計監理料の15%を頂戴します。

5. メンテナンス

   ご相談は無料です。増改築などで検討・図面作成が必要な場合は別途、費用がかかります。

上記は一例、一般的な設計監理の流れです。くわしくは、お気軽にご相談ください。