ジャーナルJOURNAL
カテドラル(正)
前回,東京カテドラルのとこまで書こうと思ってタイトルをつけたものの,そこまで書かずに終わってしまってました.
前回の東大に続いて,同じ文京区にある東京カテドラルに行ってきました.
椿山荘の向かいにある丹下さんの作品.
敷地に入るといきなりどーんと現れます.
かなり巨大です.
十字型のプランにHPシェルの大屋根がかかっているのですが,ここまで力強いとは.
内部は写真撮影禁止なので写真はありませんが,トップライトと正面にあるの祭壇の後部からステンドグラスを通して入ってくる光で,照度の差がありながらも落ち着いた空間ができています.
信心深くない私にとってはヨーロッパの寺院を訪れても自分にはあまり関係なくて,ただゴシックの寺院建築としてといった感じで見ていたのですが,東京カテドラルは宗教とかは別として神様って本当にいるのかもと思わせられる空間でした.
建築の力ってすごいと改めて感じました.
あと祭壇は敷地内の案内図では真東を向いていました.これは朝日がステンドグラスを燦燦と照らして,その光の中で礼拝をするんだろうと思ったのですが,googleの航空写真で見ると少し南に振ってあるようなんです.これは午前中のある時間に設定して,ステンドグラスに光が入るようにしたのでは.勉強不足でこれまでの言説にあるかもしれませんし,なくてもきっと誰かがこのようなことは研究しているに違いないのでまた探してみます.
あとはこの形状なので,ダン・ブラウンの小説が日本版であれば,きっとつかわれるだろうとS先生と話してました.
googleMAPで東京カテドラルを検索されてみてはいかが?