ジャーナルJOURNAL
別れと出会いの季節
あっという間に今年も年度末.
業界の波には逆らえず,職人さん不足,資材不足の問題に影響されてしまっており,バタバタとお仕事させてもらっています.
夙川でさせていただくRC造住宅の仕事の概算を工務店さんに依頼をして,高槻のRC造住宅の本見積りの最終調整を控えております.
また,設計段階のお仕事では甲陽園の家の基本計画を進めさせていただき,諸官庁との協議しながら,プランを検討させていただき,芦屋のお仕事はプランのたたき台を作成して,敷地条件の整理をさせてもらっております.
そして現場のは苦楽園の家Ⅲはついに足場が解体されました.敢えて逆光ですがちらっと.
足場のせいで薄暗かった内部空間も想定通り,光で溢れています.
そして,東住吉区の家も外壁はほぼ張りあがって,内部の追い込みです.
壁は金属板でハードなイメージですが,木材を軒裏に張って,床はレンガを敷き,素材感のある材料と組み合せて,そして,自然を再現するように造園をすることで,ハードな印象を和らげて,内部空間とのつながりながらもその優しい空間をさらに引き立たせる予定です.
そして,美賀多台の家は屋根の型枠・配筋工事.
複雑な屋根形状を上手に作ってくれています.
隠れ家的ルーフバルコニーのかたちも露わになり,いい感じに.
苦楽園の家Ⅲと東住吉区の家はあと少しでお施主さんに引渡の予定で,私たちのもとからお施主さんのもとに巣立っていくときが近づいています.
いつものことですが,うれしいのですが,寂しい気持ちになります.
しかし,この春からSIMPLEXの新しいメンバーも増えるので,新年度も全力でお施主さんに安心していただけるように建築コーディネートのお仕事させていただきますので!
(建築コーディネートの詳しいことはこちらから.)
来年度もSIMPLEXをよろしくお願いします.