ジャーナルJOURNAL
現場とのやりとり
あっというまに12月も中盤.
年末の2件の提案に向けて,どたばたさせていただいてます.
そんな状況にありながらも,お世話になっている方々からの忘年会のご招待があれば,喜んで参加させていただいております.
今週は晩御飯をほとんど家で食べていない状態.
亭主元気でなんとかがいいといいますから,子育てを頑張ってくれている嫁も少し楽できて喜んでくれていると信じています.
苦楽園の家Ⅱはもう地階のコンクリート打設済みです.
施工図のチェックや現場での弊社の厳しい配筋検査を乗り越えて,なんとかこの状態に.
不思議な高さの型枠と差筋.
これがこの建物の勝負どころのひとつです.
バルコニーなのですが,いつもとは少し違う考え方で創っています.
詳しいことは出来上がってからのお楽しみです.
厳しい図面と,現場のチェックをさせてもらうのですが,いつも思うのが現場監督さんが慣れてきた頃に躯体が打ちあがってしまうということ.
最下層をやるときにはお互いに手探りで相手の図面と型枠と配筋を見て行き,打設する頃にはお互いの意見がぶつかったりすることもあります.
図面は真っ赤.
それでも,その教訓を生かして,次の階のときには少し改善されていて,少しスムースに流れるようになり,
図面も赤が少し減ります.
次くらいには,それほど大きな訂正は必要なくなってきて,
次は何もしなくてもいいくらいだろうと思っていたら,住宅の場合はコンクリート工事が終わって,仕上げ工事に入っていきます.
でも,このやりとりがあってこそ,みんなで作っているという意識が現場に生まれてくると思っています.
ほんと,こんな厳しい事務所に付き合ってくれる工務店さんに感謝感謝です.
それがお施主さんにいいものをお渡しできることにつながる信じて働いてます.
今日も,図面チェック,来週は現場チェックに走ります!