徳井町の家
RC・鉄筋コンクリート造
住宅
交通量の多い幹線道路近くに建つ外断熱全館空調RC造の2世帯住宅。
隣地は幹線道路に面しており、計画段階ではその用途は未定であり、敷地条件からロードサイドショップなどの施設が建設されることが想定されました。(現在は某チェーンコーヒーショップが建設されています。)
そこに、その隣地からのプライバシーを守りながら、高い耐震性と断熱性能と遮音性能を持つRC造の2世帯住宅を求められました。
1階を親世帯、2階を子世帯として、住戸間の行き来はできるものの、水回りと玄関は完全に別とした程よい距離感の2世帯住宅としました。塀と斜壁と高めの腰壁とルーバーによって、隣地や道路からの視線をコントロールしながらも開放的な空間としています。外断熱を採用してRC造ならではの蓄熱性を生かして、全館空調と併用することで『夏は涼しく冬は暖かく』を低いランニングコストで実現しながら、常に温度調節された新鮮な空気が取り入れてられるので、換気が求められる今の時代に暮らしやすい住宅性能も確保しています。